JavaScriptには配列の他、データ構造として「オブジェクト」という構造があります。
オブジェクトとは、キーに関連付けてデータを格納するデータ構造です。
var オブジェクトの名前 = {}; var オブジェクトの名前 = { キー: データ, キー: データ, キー: データ, キー: データ }; //空のオブジェクト var object1 = {}; //たとえばデータが4つのオブジェクト var object2 = { "country": "日本", "language": "日本語", "capital": "東京", "currency": "円" }; //上記のデータを一つ特定して使用する場合。 object2["country"] //← 中身は日本です。 //代入する場合 object2["country"] = "アメリカ"//← キーがcountryの要素にアメリカというデータを代入しました。 //オブジェクト内のすべてのデータに同じ処理をしたい場合。 for ( var key in object2 ) { var data = object2[key]; //行いたい処理 //たとえば、ブラウザに表示させたい場合 document.write( key + ": " + data + "
" ); //上記の表示結果は //country: アメリカ //language: 日本語 //capital: 東京 //currency: 円 //となります。 }
キー | ヴァリュー |
---|---|
first | takeshi_hongou |
second | hayato_ichimonzi |
v3 | shiro_kazami |
上記のプロパティをもったオブジェクト riderを作成してください。
キー | ヴァリュー |
---|---|
ultraman | hayata |
ultrasven | dan_moroboshi |
ultaramanA | seiji_and_yuuko |
オブジェクト変数 riderに上記プロパティを追加してください。
//オブジェクトを生成させるクラス。 function Seito(_namae, _seiseki) { this.namae = _namae; this.seiseki = _seiseki; } //各オブジェクトを格納する配列 var kumi=[]; //別途 new をして配列の各要素に別々のインスタンスを格納 kumi[0]=new Seito("山田太郎",95); kumi[1]=new Seito("田中一郎",73); kumi[2]=new Seito("鈴木花子",86); //配列kumiを元に生成したオブジェクトのデータを表示 for(i=0;i<kumi.length;i++) { document.write(kumi[i].namae+":"+kumi[i].seiseki+"点
"); } //このようにオブジェクトと配列を組み合わせることもできます。 //上記はあくまで一例ですので、いろいろしらべてみましょう。
上の例でしめしたオブジェクトを利用します。
・生徒を二人増やしてください。テストの点数もわすれずに。
・生徒5人分の成績の平均点を求めるプログラムを書いてみてください。